メキシコ滞在記

ラーメン小池のメキシコ滞在記  2002 3/25〜4/5
サンルイスポトシ
アグアスカリエンテスから車で約2時間、サンルイスポトシに到着。
車を裏通りに駐車し、人の集まっているにぎやかな通りに出る。

元大統領府だったという博物館へ。いきなり男性が説明し始める。
ガイドしてくれるようだ。それともう一人現地の8歳前後の少年が一緒に
ついて来るがよくわからない。男性はここの職員のようだ。
説明はそこそこに、日本に興味があるようでいろいろと質問してくる。
そのうち少年はいつの間にかいなくなった。

サンルイスポトシにやって来る日本人はめずらしいらしい。
ピラミッドのような遺跡があるわけでもないし、日本のガイドブックにも
詳しく紹介されてはいなかった。

別れ際女性陣と記念撮影してお別れ。
チップを請求してくるのだろうか?とノブさんだったが、何も請求され
ることなくにこやかにサヨナラで終わる。

チップじゃないけど交差点で信号待ちしていると、新聞売り、窓拭き屋
がやって来る。必要でなければ窓を閉めたり、ワイパーを動かして拒否
するのだが、拒否するのがしのびないのがあった。それは有無を言わさず
車の前にはだかりパフォーマンスされるとどうにもならない。
それも少女だったりすると無げにするのは良心が傷む。なかなかうまい
方法だと感心してしまう。

 
モンテレイあれこれ
モンテレイの象徴、Mの形をした山は石灰岩でできている。セメントの生産地
でもあるらしい。だから空はうすぼんやりしている。風の無いときは特に。

街は高級住宅地と低所得者の住む地区とが分かれ、一目両全でその違いが
分かる。カラフルでこじんまりとした建物が所狭しと並んでおり、治安も
それなりらしいので実際にその地区へは行くことはなかった。
工場労働者の週給は5000円ほどと聞かされる。

会員制のアメリカ系のスーパーマーケットもあり、レジもアメリカで見た
ものとほぼ同じスタイルだ。中心街のショッピングモールも近代的で
おしゃれであった。あるスーパーではレジのところで女学生(制服を着て
いた。日本でいうところ中学生くらいの年齢?)がレジ袋に買った物を
入れて手渡してくれていた。アルバイトなのだろう。お客さんからチップ
をもらうこともある。これはアメリカでは見なかった。

中心街から少し離れた市場へも行く。4、5階の建物の中にありとあらゆる
店があり、秋葉原の駅ビルの店のようでちょっと薄暗いが活気があり人出も
多く、迷子になっても不思議じゃない雰囲気だ。なんか探検しているようで
おもしろかった。メキシコの臭いがたっぷりで気に入った。




 

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ハワイとフラを愛する会・HOLAのコーナーにも写真をUPしてます: サカテカス・他

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