ラーメン小池のメキシコ滞在記 2002 3/25〜4/5 |
サカテカスへ | |||
セマナサンタ(イースター祭)でのぶさんの会社は連休になった。その連休を利用してメキシコ 中央高原北西部にある都市、サカテカスへ車での二泊三日の旅へ。 メキシコの通貨ペソを、のぶさんから両替してもらっておき出発! モンテレイの郊外に近づくにつれサボテンが目に付くようになる。車は100km/h以上の スピードで地平線の彼方に続く道路をひたすら走り、約6時間後、サカテカスの昔の闘牛場を 改装した高級ホテルに着いた。トイレタイムと休息を終え、街の中心部へ向う。 一旦、車を置いて街を探索、そして中心部から離れたホテルに宿をとり、夕食するために街へ 繰り出す。街は車と人でうごめきあって、舞台があったりと大いに楽しんでいる風だ。 ガイドブックに載っていたレストランを人に訪ね訪ねてみるものの見つからないので、 目に入ったレストランに入り夕食とあいなった。 初めて口にするメキシコ料理はなかなかいけました。 翌日、サカテカスを観光。 中世にメキシコで金銀が産出された鉱山の一部を見学。次にケーブルカーにのってブーファ の丘に。休日ともあって観光客が多い(メキシコ人)ケーブルカー、丘から世界遺産に登録され ているという街を一望できる。帰りはタクシーで丘を一気に下り、車を駐車してある鉱山 入り口まで戻る。そして昨日見学したサントドミンゴ教会の隣のペドロ・コロネル博物館へ。 ここはサカテカス出身の画家、ペドロさんが生前収集した古今東西の美術品を展示しており、 個人でよく集めたなというほど豊富な展示物で、メキシコとは直接関係ないけど楽しめました。 サカテカスとメキシコシティを結ぶ「銀の道」(サカテカスで産出された銀を運んでいた)の 途中に位置し、サカテカスから車で2時間ほどのアグアスカリエンテスへ。 なんと温泉があるらしい! |
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アグアスカリエンテス | |
まずは日本食レストランがあるホテルを目指して、アグアスの街をグルグル走り回る。 やっと見つけたとおもったらレストランは移転したとのことで、その移転先を教えてもらい また走る。すっかり暗くなったところで「浅草」と書かれた看板がホテルの敷地内に立てられ ているのを見つけ、ホテルの駐車場へ車を止める。念のため、のぶさんが確認をしにホテルへ 行くと、案の定?閉鎖されており日本食にはありつけなかったのである。 しかたなくあきらめ途中で見かけた中華のレストランへ行くことに。 ホテル出てすぐにみさきさんが「浅草」と怪しげな漢字で書かれた店に気づき偵察に行く。 明かりは点いているがドアは閉まっている。ドアが開き、みさきさんが中を確認して皆を呼ぶ。 やっと食事ができるぞ!店に入ると日本人だらけ!オーナーも日本人。メキシコ在住20数年 愛称「タチート」さんなる人物であった。食事をしていたグループは日本の自動車メーカーと その関連企業の人たちであった。夜遅くまでおおいに盛り上がる。 タチートさんに今夜のホテルを手配してもらい「浅草」を後にする。ホテルはアメリカの モーテル風で、部屋の照明は日本製の普通の家にある丸い蛍光灯がぶら下がってた。 翌日、昨夜「浅草」で教えてもらったパン屋さんへ。またもやついてない。休業日だ。 ガラス越しに店の中を覗っているところへオーナー(日本人)が車で現れ、店の中へ入ること ができ、いろいろと話を聴くことができた。しかし、残念ながらパンはなかった。 店の名は「ママの店・サンドラ」、奥さんはメキシコ人だそうだ。 残るは温泉。でも「浅草」も「ママの店・サンドラ」でも温泉に関する詳しい情報はなかった。 どうも日本の温泉とはかなり違ったものらしく、誰も入ったことがないようだった。 温泉をパスし、サンルイス・ポトシを経由してモンテレイへ帰ろう。 |
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