ラーメン小池のメキシコ滞在記 2002 3/25〜4/5 |
いざメキシコへ | |||
午前4時過ぎ、次郎丸にいい子で留守番しているように言って草の尾を後にする。 (次郎丸は留守番という言葉を理解しいるようで、留守番と言うと神妙になり後追いしなくなる) まだ夜が明けきらぬ福岡空港に到着。車を空港近くの駐車場に入れターミナルに向かう。 9時過ぎ成田空港へ、すでに人でごった返し、カウンターや出国前の検査には長蛇の列。 メキシコのモンテレイへはコンチネンタル航空のヒューストン経由で同日乗り継ぎで到着の予定 なのだが、成田出発は午後5時。待ち時間がたっぷりあるので東京見物でもしようかと思った が、結局、空港内をブラブラして時間を潰してしまった。 検査で金属探知機のブザーが鳴る。福岡空港でもそうだった。ベルトのバックルが原因のようで 後々引っかからないようにベルトはバッグの中に入れる。 出国審査では出国カードを記入したり、パスポートにスタンプを押すのは廃止されていたので スムーズに通過。 搭乗機はB777、シートには液晶のモニターが付いていて、見たい映画(ビデオ)も選べるように なっているのでヒューストンまで退屈しなくて済みそうだった。ところがいざ見ようとすると ノイズで画面がチラついて用を足さない。と言って席を替わってまで見ようとは思わないし、 それにほぼ満席だ。それなら食べて寝ることだけに集中することにした。 ヒューストンまで約11時間、機内でアメリカの入国カードと関税申告書をもらう。ついでに メキシコからの再入国にも必要だから2枚づつもらった。それにしても同日乗り継ぎなのに 入国審査を受けなければいけないのはなぜだろう?合理的なアメリカにしては変だ。それ以上 の理由があるのだろうけど。。。入国税とかの収入を得るため? ヒューストンに到着し入国審査の長い列に並ぶ。モンテレイ行きの便まで3時間ほどあるので 余裕があった。無事入国、荷物(トランク)を引き上げて次は税関審査。ここも長蛇の列。 税関も簡単に通過し、モンテレイ行きのタグが付いたトランクを空港の係員に預けロービーに 出るが、さて、モンテレイ行きの便は?と言うことで出発ターミナルを探すことに。 出発時間まで十分時間があるので慌てることもない。モンテレイの便は別ターミナルだったので モノレールに乗って移動する。搭乗券を見せ、手荷物検査を受けてやっと搭乗口に到着した。 ここはもうメキシコって感覚。職員にパスポートや搭乗券を見せ、アメリカ入国カードの半券?を 渡し、メキシコ入国に必要なツーリストカードと関税申告書をもらう。アメリカ出国はこれで おしまいで、搭乗時間までの間もらった書類に記入しておくことにした。 やっと搭乗開始。搭乗券を渡すと靴まで脱がされるボディチェックが始まる。その列に並ぼうと したらしなくていいとパスしていまい、難なく座席に座る。飛行機はコンチネンタルエキスプレス の小型ジェット機、スチュワーデスは一人、音楽を聞く設備もない50人乗り程度のかわいい やつだった。荷物が間違いなく積み込まれたか気になりつつも、定刻にアメリカを飛び立つ。 |
  | モンテレイ | |
約1時間半のフライトでモンテレイ空港に午後7時過ぎ(現地時間)到着。 (モンテレイと日本の時差15時間) 入国審査のカウンターへ。乗客も少なかったので速やかに手続きも済んだ。次は税関だが荷物 を受け取る場所がよく分からない。他の乗客はすでに見当たらなくなっていたので後について 行くわけにもいかなかった。そんなこんなしているうちそれらしき所でポツリと置かれた数個の 荷物を発見(正に発見)。その中の見覚えのある自分のトランクをピックアップし目の前の 税関へ申告書を提出し、青と赤のランプの付いた信号機のようなスタンドのボタンを押すよう 指示されボタンを押すと赤のランプが点灯した。赤はトランクの中を開けてのチェックとあい なった次第。このシステムは先に聞いていたので驚かなかったが運がいいのか悪いのか!? 赤は滅多に点灯しないらしいので「大当たり!」ということで自分の内にしまっておこう。 そこそこ経験できないこととして。。。 税関横のガラスの扉から迎えに来てくれたのぶさんがいるのを確認。こちらの様子は丸見えだ。 無事メキシコ入国!! 案の定、のぶさんに先ほどの様子はしっかり見られていた。 トランクを駐車場の車に置いてターミナルに戻る。午後9時過ぎのアメリカン航空でみさきさん のいとこのえりさんが到着するのを待つのだ。 えりさんを待つ間に、タクシーでやって来たみさきさんとも合流する。程なくしてアメリカンも 到着し一路、のぶ&みさき邸へゴー。 車は高速道路並のスピードで走る。車の流れがそうなのでこれで普通のようだ。しかし車は 多い。モンテレイは人口300万人の大都会なのだ。うなずく。夜ということもあってかメキシコ にいるんだという感覚もまだないまま、のぶ&みさき邸に着く。 前もって用意してくれてたゲストルームに案内され荷を解き一息いれて眠りにつく。 夜中に時差の影響からか数度目を覚ます。最後に目を覚ましたときは家には誰もいなかった。 のぶさんは仕事で会社に、女性人二人もいずこへか・・・ 外の空気を吸いたくてに出ようとしてみたものの、家は塀に囲まれガレージの電動シャッターも 玄関へ通じる鉄の扉も開かない軟禁状態で、帰ってくるのをひたすら待つだけの身となった。 それと今日は雨で少々肌寒い一日であった。 |
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